「酒屋 和酒の会」開催レポート
日本酒をもっと身近に、もっと楽しく。
2026年9月6日(土)、グランフロント大阪 北館「酒のレパード」にて、初開催となるイベント「酒屋 和酒の会」を開催いたしました。
今回のイベントは、吹田市の十徳日本酒販売所様と弊社が、
「もっと多くの方に、日本酒を知ってほしい」
そんな共通の思いから企画したものです。
大阪の中心部だけではなく、郊外にも魅力的な酒屋や飲食店があること。
そして、まだ広く知られていなくても、こだわりを持って素晴らしい酒を造り続けている蔵元様がいること。
普段なかなか出会う機会のない造り手やお酒と直接出会い、その魅力を知っていただける場所をつくりたい。
そんな思いから「酒屋 和酒の会」はスタートしました。

幅広い世代の方にお越しいただきました
当日は、飲食店様を対象とした限定試飲会と、一般のお客様にご参加いただく二部構成で開催。
ありがたいことに、どちらの部も大盛況となりました。
日本酒を日頃から楽しまれている方はもちろん、若い世代から日本酒ファンの方まで、本当に幅広い年代のお客様にご来場いただきました。
中でも嬉しかったのが、
「日本酒のイベントに参加するのは今回が初めて」
「これをきっかけに日本酒を飲んでみたい」
という方がたくさんいらっしゃったことです。
日本酒というと、どうしても「少し難しそう」「何を選んだらいいのかわからない」と感じる方もいらっしゃいます。
だからこそ、造り手の話を直接聞きながら飲んでみる。
料理と一緒に味わってみる。
そして、自分の「好きな一本」を見つけてもらう。
そんな日本酒との新しい出会いが会場のあちこちで生まれていたことが、今回のイベントで何より嬉しかったことでした。

今回ご参加いただいた造り手の皆様
新潟県|阿部酒造様
阿部酒造様が酒造りで大切にされているのは、「発酵を楽しむ」こと。
知的好奇心を軸に、手間暇を惜しまず、自分たちが本当に造りたいものを楽しみながら造る。
そして目指すのは、シンプルでありながら力強い、
「圧倒的にうまい」プロダクト。
日本酒という枠の中で発酵の可能性を追求し続ける、造り手の好奇心と挑戦を感じていただけるお酒をご紹介いただきました。
島根県|簸上清酒様
簸上清酒様が掲げるのは、「こびない味わいを。あたらしい旨さを。」
流行をあえて追うのではなく、どんな料理にも寄り添える深い味わいを大切にする。
とがりすぎず、軽すぎず、それでいて口にするたびに新鮮な旨さを感じられる。
奥出雲の豊かな自然と神秘的な土地から生まれる、飽きることなく飲み続けられる酒の魅力を届けていただきました。
岩手県|紫波酒造店様
昔ながらの酒造りを大切にしながら、そこへ新しい造りを取り入れ、常に創意工夫を続ける紫波酒造店様。
機械だけに頼るのではなく、人の手だからこそ生み出せる酒を大切にされています。
伝統を守るだけではなく、新しい日本酒造りにも挑戦し続ける。
そして老若男女を問わず、より多くの方に紫波のお酒を味わってほしい。
そんな思いの込められた日本酒をご紹介いただきました。
福井県|田辺酒造様
田辺酒造様が大切にされているのは、
- 昔ながらの伝統を継承し、少量を丁寧に造ること
- 福井の風土を活かした酒造り
- 酒造りを通じ、地域やお客様に貢献できる「身近な酒蔵」であること
土地に根ざし、人とのつながりを大切にしながら、一つひとつ丁寧に造られるお酒。
その背景にある福井の風土や蔵の思いとともに、その味わいを楽しんでいただきました。
日本酒だけじゃない。「和酒の会」のクラフトビール
大阪|上方麦酒様
今回の「和酒の会」には、クラフトビールから上方麦酒様にもご参加いただきました。
上方麦酒様の醸造所は、なんと銭湯跡地をリノベーションしたビール工場。
理想の醸造所を求めてさまざまな物件を探す中でたどり着いたのが、この銭湯跡地でした。
「銭湯だった場所だからこそ生まれるアイデア」と「この場所だからこそできること」を大切にしながら、ビール造りだけでなく、人が集まって楽しめる醸造所を目指されています。
日本酒とはまた違った醸造・発酵の面白さを会場に届けていただきました。
お酒と料理をつなぐ、飲食店の皆様
今回のイベントでは、お酒だけではなく「食と一緒に楽しむこと」も大切にしました。
吹田市・帆波町|和豊様
旬の食材を使った料理と、厳選した日本酒を楽しめる和豊様。
特に熱燗にも力を入れられており、ただ日本酒を提供するだけではなく、料理との相性を考えた一杯を提案されています。
温度によって表情を変える日本酒の面白さや、食中酒としての魅力を感じさせてくれるお店です。
堺市|No.5様
大人の隠れ家のような雰囲気を持つ創作居酒屋、No.5様。
海外やミシュラン店で腕を磨いた店主が手掛けるのは、和・洋・中というジャンルの枠にとらわれない創作料理。
自由な発想から生まれる料理とお酒との組み合わせで、「こんな楽しみ方もあるんだ」という新しい発見を届けていただきました。

「知らなかった日本酒」と出会える場所を、これからも。
今回が初開催となった「酒屋 和酒の会」。
開催するまでにはさまざまな準備がありましたが、当日たくさんのお客様がお酒を片手に蔵元様の話を聞き、料理を楽しみ、会話を交わしている光景を見て、改めて開催してよかったと感じました。
有名だから飲む。
流行っているから飲む。
それだけではなく、
「造っている人を知ったから飲んでみたい」
「このお店で飲んでみたい」
「今日初めて飲んだけれど、日本酒って面白い」
そんな出会いを一つでも多くつくること。
それが、この「酒屋 和酒の会」で私たちがやりたかったことです。
大阪郊外で日本酒の魅力を伝える酒屋や飲食店。
自分たちの信念を持って酒造りを続ける蔵元。
そして、日本酒が大好きな方から、これから日本酒を知っていく方まで。
それぞれが直接つながれる場所を、これからもつくっていきたいと思います。
「酒屋 和酒の会」は、今年が第1回。
ここで終わりではありません。
来年も、その次の年も。
毎年少しずつ輪を広げながら、「今年も行きたい」と思っていただけるイベントに育てていきます。
ご来場いただいた皆様。
ご参加・ご協力いただいた蔵元様、醸造所様、飲食店様。
そして開催にあたり力を貸してくださったすべての皆様。
本当にありがとうございました。
また次回の「酒屋 和酒の会」で、お会いしましょう。


